ひでの観察日記

日常の気づいたことを記録する

靴を買いに行ったらインソールの重要性に気づいて衝撃を受けた話

昨年12月、ランニング用の靴が欲しくてスポーツ用品店のSPOPIAシラトリに行きました。

 

そこでランニングシューズと自分の足に適したインソール(中敷き)を購入したのですが、そのインソールがとても気に入りまして、購入に至った経緯と1ヶ月履き続けた感想を書いていきます。

 

 

僕が日常使いで普段履いている靴は幅が広くゆったりと履きやすい、ニューバランスのスニーカーです。仕事では立ち仕事が多く、ほぼ毎日7時間以上履いていることが多いため窮屈な靴はどうしても足が苦しくなるような感じがしてピッタリとするキチキチな靴は試着ですぐ避けていました。今まで靴を買う時はずっとゆったりと楽に感じる幅広の靴を選ぶことが多かったのです。

でも今回はランニング用の靴が欲しくて「目的に合った靴選びをしたいな」と思い、店員さんに相談したわけです。

まず店員さんの勧めで足型の無料診断を受けました。専用の測定マットの上に立ち、足裏にかかる重心や足首から下の全体のサイズを専用カメラでスキャン。診断結果で自分の足型に衝撃の事実が判明しました。

 

衝撃その1

足幅のサイズが”4E”より上の”F”という事実

いや、横幅が広いとは感じていたけど4Eより上とは予想外でした。一番横幅の広い位置の小指の付け根が靴の中から突っ張るという心当たりがあり、少し驚いたけど腑に落ちます。

 

衝撃その2

全長の左右差が5mm(右足が左足より小さい)

靴のサイズって0.5cm刻みで選べるじゃないですか。今までメーカーによって26.0cmだったり26.5cmを選んでいたつもりだったんですが、右足基準で試着したり左足基準で試着したり、もちろん気に入った靴は両足で試着しますが、左右差なんて意識したことなくて自己流な感覚で靴選びをしていたので、「これって『メーカーによって違う』という要素とは別に左右差の要素あるじゃん!」と思い知らされました。

この場合は「大きい足の方を優先して選んで」とのことでした。大は小を兼ねる。そりゃそうか。

店員さんは足の骨格だったり靴を選ぶにあたって、とても知識豊富で丁寧に説明してくれて安心感がありました。

足型の測定器の他に歩き方や足指を動かすよう指示されたり、足の特徴を目視で診てもらいました。僕の足は特に高さが低く偏平足の傾向が強いらしく、土踏まずの地面に接してる面が多いのだとか。あと小指の付け根が外に出っ張っているので、幅狭な靴を選んでしまうと少し痛いという小さい悩みを相談していました。

足の骨格、通常は前後左右にアーチ上になっていて歩く時はそのアーチがたわむことで地面からの衝撃を吸収したり蹴り上げるバネの働きがあることを教えてもらいました。理にかなった形をしているのだなと、なるほどなぁと感心する事がいっぱいでした。凄くためになる!

僕の場合は冒頭に書いたとおり、ゆったりとした幅広の靴を好んで履いていた為、足裏の筋力が衰えている傾向があるということ。そのアーチ状の形が緩やかすぎて偏平のままだと足が疲れやすいということでした。今のままでは衰えていく一方なのでインソールで補強して向上を図ろうという話をしました。話を聞いていて不安を煽るような感じも胡散臭い感じもしなくて、騙されたと思って試してみるか!という精神になりました。足裏健康オタクになりかけそうなぐらいの気持ちで意識が高まります。

あと、小指の付け根が外に出っ張るのも今までの履き方に要因がありそうでした。土踏まずがあまり役目を果たしていないのもこれから改善の余地がありそうです。

話を聞いて受け答えするうちに今まで足の疲れで思い当たる節が続々と出てきて目から鱗でした。無知の自己流で履き心地の良さと感覚だけで靴選びをしていた自分をいい方向にひっくり返された感じ。衝撃でした。後に靴紐の閉め方もアドバイスをもらうと凄くフィット感が良くて感動したのをよく覚えています。

 

店員さんが教えてくれたインソールは大きく分けて以下の3種類がありました

  • 足型に合わせて完全オーダーメイドのもの/高価
  • 筋力や足りない点を補助するもの/店頭在庫あるものから選ぶ
  • 筋力低下から向上へ、鍛える方に矯正していくもの/店頭在庫あるものから選ぶ

僕の場合は3つ目の鍛えて矯正していくタイプをお勧めされました。同時に自分もそうしたいと望み、3つ目を選択。

そうと決まればあとは足に合う靴選びです。

カウンセリングのように会話を交わして用途は明確だったので4足くらい店員さんにお勧めを選んでもらいました。

それぞれ靴の特徴を説明してくれて、先入観をなくしたくて価格もあえて聞かずに好みを絞っていきました。この際デザインも履き心地優先で後回しにしようと考えていたのですが、結果デザイン良くて価格も予算内の格好のいいアディダスの靴を選ぶことができました。(SL-20という靴です)

矯正専用に選んだインソールの試着で、ある時と無い時の違いが歴然でフィット感の良さに自然と笑ってしました。歩く時の蹴り出しが今までと違いすぎて本心で「ほっはははっ」と声が出てしまうほどでした。以前のゆったり履いていたということは、それだけ足と靴の隙間が多くてかなり動きにロスがあったのだとそのとき実感しました。あまりに褒めすぎると胡散臭くなりそうですね。ですがこの機会を得たのは凄くおおきな収穫でした。

 

信頼できる店員さんからのアドバイス

鍛えて矯正するタイプのインソールなので最初の2、3日間は疲れで土踏まずに痛みを感じるという使用の際の心得も予め教えてくれました。「痛みを気にせず履き続けてもいいし、辛かったらやめてもいいです」と。実際に使い始めからそのとおりに痛みを感じて、意味のある痛みだなと思って矯正を続けました。

 

インソール商品詳細は「SUPER feet . BLACK」というもので、サイズはDを選びました。踵がスポッと収まるフィット感も支えれている感覚があり、凄くいいです。

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SUPER feet BLACK


 

当初の目的はランニングシューズ用でしたが仕事でも履いて活躍しています。1ヶ月使ってみてすごく良かったので、すでに持っていた別の靴もインソールだけ追加で買って調整してもらいました。

 

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毎日使う物なのですごく重宝しています!

Amazonの紹介リンクも貼りましたが、気になった方は取り扱いのある店舗で試着してみることを強くお勧めします!

以上、買って良かった衝撃のインソールの話でした! それじゃあ、また!

 

1年使って少し振り返ってみました→ 1年間使ったインソールが調子いい。本当に買って良かった。 - ひでの観察日記

 

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